KLab株式会社
KLabGames事業本部 プロモーション横断グループ GL
吉澤 憲人
株式会社キュービック
広告事業部 第2マーケティング・ディレクショングループ マネージャー
飯谷 涼太
株式会社キュービック
広告事業部 第2マーケティング・ディレクショングループ
山本 凌大
KLab株式会社にて、プロモーション横断でマーケティングを担当されている吉澤様に、キュービックとの契約経緯やキュービックのパフォーマンスについてお伺いしました。
目次
キュービックとの契約経緯
飯谷:まず、弊社キュービックと取り組みをさせていただくことになったきっかけや経緯をお伺いできますでしょうか。
吉澤様(以下、吉澤):元々運営していたタイトルでずっと同じ広告代理店さんを使っていたんですけど、いろんな代理店さんを試してみた方がいいよねということで、代理店を変えようという話が上がっておりました。その時、キュービックさんと以前からお付き合いがあった社内のメンバーから名前が挙がって「新しい代理店さんですけど良さそうですよ」とのことでしたので、じゃあ一度提案いただこうかと始まった形になります。
飯谷:実際、弊社の提案をお聞きになってどうでしたか?
吉澤:広告代理店を選ぶ際、クリエイティブのクオリティという面で結構吟味していたんですけど、キュービックさんのは特に魅力的に感じた印象です。定期的なタイトルをいきなりおまかせすることは難しかったので、とりあえずスポットで一度試してみようと思いました。
キュービック制作クリエイティブについて
飯谷:そのままクリエイティブの話をお伺いできたらと思います。実際にスポット配信してみて、弊社クリエイティブのクオリティはいかがでしたでしょうか。
吉澤:クリエイティブのクオリティはかなり高かったです。他の代理店とも差があるかなと思いました。デザインセンスもそうなんですけど、スケジュール進行についてもしっかり僕らの想像以上に良い形で対応いただいていると思います。
飯谷:ありがとうございます。クリエイティブ制作の進行等について具体的に良かった点などお伺いできますでしょうか。
吉澤:クリエイティブ制作の進行スピードが早いところですかね。現場からも対応がかなり早いという声をよく聞くので、だいぶ助かっています。
飯谷:進行スピードですか?
吉澤:弊社は結構スケジュールがタイトなタイトルが多いので、他社さんだと、クリエイティブ構成イメージを提供いただく際に、依頼した通りのものを作るだけで精一杯、それ以上は難しいということになりがちなんです。でもキュービックさんの場合は、制作期間がかなり短い中で、こちらがお願いした構成以外にも「こういった構成はどうですか?」と複数のクリエイティブパターンを提供くださって。更にそれを実際に配信まで持って行けるところが他の代理店さんと違う良いところだと感じました。
飯谷:ありがとうございます。もちろん大前提としてクライアント様が描いているクリエイティブイメージをしっかり引き出すことを一番に進めておりますが、弊社が関わらせていただいている以上はプラスアルファのアウトプットを出せるよう取り組ませていただいております。
吉澤:タイトルごとに対応の仕方が変わるので、社内のクリエイティブ担当者によってやりとりの仕方も変えさせてもらっていると思うんですけど、それでも柔軟に対応いただいて大変助かっております。
飯谷:ありがとうございます。キュービックのモットーとしてクライアントファーストというところがありまして、クリエイティブは、ディレクションでもなるべく担当の方にお手間をかけないようなコミュニケーションをとれるよう意識しております。
IP系タイトルのクリエイティブについて
飯谷:代理店選定に関しても、御社では、やはりクリエイティブの質や進行を大事にされていると思うのですが、御社ならではの課題があったりするのでしょうか。
吉澤:弊社の場合、複数のIP系タイトルを抱えているので、版元さんの温度感がかなり大切になってきます。広告でもIPが魅力的に映るような雰囲気を出せているかというのは特に重視していて、広告クリエイティブはクオリティが高く、十分に魅力を引き出せるものにしたいと考えています。
飯谷:IP系のタイトルが多いとどうしても監修が厳しくなってきますよね。
吉澤:そうですね。クリエイティブ素材も版元さんと直前まですり合わせてクオリティの高いものにしようと進行しているので、広告クリエイティブの制作期間が十分にとれないことも結構あると思うんですけど、その中でもうまく制作進行に間に合わせて柔軟に対応していただいて。実際の広告でもクオリティの高いものを配信していただいているので、大変助かっております。
飯谷:クオリティを落とさずスピード感を持った制作を心がけているので、感じていただけているようであれば良かったです。
吉澤:正直、版元さんから修正が入ることも少なくないのですが、キュービックさんから頂いたクリエイティブはすんなり監修を通過していたのですごいなと感じていました。
飯谷:結構攻めたクリエイティブもいくつかあったのですが、比較的修正も少なく制作し、実際にCTRなど指標でも効果が出ていたりしていたので、弊社としても嬉しかったです。
キュービックの広告運用について
飯谷:次の質問に移らせていただきまして...広告の運用周りですね。効果や数値感、配信媒体ディレクション等に関して率直なご意見をお伺いできればと思います。
吉澤:広告運用に関しては、配信していただいた結果、常にKPIを達成いただいているので大分満足しております。
飯谷:良かったです...!ありがとうございます。
吉澤:配信途中でプラン修正を依頼しても、目的に応じてしっかり対応してくれるので、こちらの意図を理解した上で対応してくれているんだと思います。ROAS重視で広告配信していた時も、課金ユーザーを獲得できるようにかなり的確に調整してくれていたので、それが効果に繋がっているんだと思っております。
飯谷:実際、御社のタイトルだと配信前と配信後で方針が変わることは結構あるんですか?
吉澤:実際に配信してみてから、売上予測を下回るということは度々あります。キュービックさんはそこに合わせた調整も迅速に対応していただいている印象です。こういった状況でもスピード感を持って協力いただけるかというところが非常に大事になってくるかなと思っています。
飯谷:ありがとうございます。配信中の調整スピードというところも、弊社としてはやはり大事にしているところですので、そこを評価いただけるのは大変嬉しいです。
キュービックのフロント対応について
飯谷:弊社のフロント対応に関してはどういったご感想をお持ちでしょうか。
吉澤:フロント担当の方も、迅速に対応していただいていると思います。他の代理店さんだと、質問に対して「一旦確認します。」と回答を待つことも多いんです。恐らく運用担当の方とかと相談しているんだと思うんですけど、キュービックさんは、欲しい回答をいただくまでの時間が非常に短いように感じますね。
飯谷:ありがとうございます。なるべくリアルタイムでの返信を行うことで、クライアントと併走していく、というのはフロントワークでは特に大事にしている要素の一つです。
吉澤:フロントの方と運用の方がしっかり連携がとれているんだなと思います。
飯谷:キュービックの場合は、フロントも運用できるということが大前提でご対応させていただいております。僕も元々はガッツリ運用をしてきたので、ある程度の知見が既にある状態で、更に運用担当と協力して進行することで、質、スピード共に高い水準で対応できる体制を整えております。
今後キュービックに期待すること
飯谷:最後にはなりますが、今後の取り組みについて弊社に期待していることなどございましたらお伺いできますでしょうか。
吉澤:IPやゲームの魅力を、ユーザーにしっかり伝えられるようなクリエイティブ制作やプロモーションを 一緒にすり合わせながら進めていければと思います。ここ数年でデジタル広告の立ち位置が変わってきているので、TVCMやOOHも踏まえたKPI設計やプロモーションも一緒に模索していけたら嬉しいです。
飯谷:デジタル広告、それ以外を含めた全体プロモーションというのは、弊社でも強化して取り組みさせていただいているところでして、上段のマーケティング戦略から、下段の獲得広告まで、全般的にご支援させていただくことで、弊社の強みであるデジタル広告もさらに真価を発揮できるのではと思っております。今後是非、TVCMやOOHのようにデジタル広告のもう一つ上段のところからもお力添えさせていただければと思います!
吉澤:今後ともぜひよろしくお願いします!
今回取材したお客様
KLab株式会社
2000年設立。モバイルオンラインゲーム事業を中心とし、コンテンツの企画から開発まで幅広くてがける。
人気アニメや漫画などを題材とした数多くのヒットタイトルを提供。
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株式会社キュービック / TEL:080-3176−7696