この記事は以下のような方におすすめ!

  • 自社に適した方法でTwitter広告の運用がしたい
  • Twitter広告にはどのような種類があるの?
  • クリエイティブやキャンペーン目的の種類も知っておきたい

Twitter広告「プロモーション」の種類

Twitter広告「プロモーション」の種類は以下の5種類です。

  • プロモ広告(旧プロモツイート)
  • フォロワー獲得広告(旧プロモアカウント)
  • Twitterテイクオーバー(旧プロモトレンド)
  • Twitterライブ
  • Twitter Amplify

以前は「プロモツイート・プロモアカウント・プロモトレンド」の3種類でしたが、2021年に「Twitter広告プロダクトのリブランディング」が実施されて、上記のようになっています。

出典:Twitter広告プロダクトのリブランディングのお知らせ|Twitterビジネス

以下で詳しく解説します。

プロモ広告(旧プロモツイート)

プロモ広告とは「タイムラインや検索画面に表示できる広告」です。

画像・動画などを使って広告を打ち出せ、通常ツイートのように表示されるので、以下のような場合に有効です。

  • 広く認知させたい
  • キャンペーンの目的に合わせたコンバージョンを獲得したい

広告の下に「プロモーション」という表示がつきます。

ユーザーは通常投稿と同じように「いいね」「リツイート」などができます。

フォロワー獲得広告(旧プロモアカウント)

フォロワー獲得広告とは「自社アカウントのフォロワーを増やすための広告」です。

  • まだフォロワーになっていないユーザー
  • 広告配信を行うアカウントに関連度の高いユーザー

上記ユーザーに対し、フォローを促してフォロワーを増やします。

表示される場所は「タイムライン・おすすめユーザー欄・検索結果」などで、プロモ広告と同様「プロモーション」と表示されます。

フォロワー獲得ごとに課金されるため「せっかく広告費をかけたのに、全く成果が上がらない」という事態にはなりません。

Twitterテイクオーバー(旧プロモトレンド)

Twitterテイクオーバーとは「タイムライン・話題を検索などのタブに表示される広告」です。

ユーザーにとって発見しやすい場所に表示されるので認知拡大に有効です。

とくに新商品・サービス発表報告など、ストーリー性を重視したい宣伝活動に利用するとよいでしょう。

Twitterライブ

Twitterライブとは「Twitter上でユーザーとやり取りをしながらライブ配信できる広告」です。

スマホから手軽にライブ配信する方法がメインですが、外部カメラ・マイクを使用した高品質ライブ配信もできます。

フォロワーのタイムラインに配信がお知らせされ、ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションがとれるため、訴求力の高い広告といえるでしょう。

Twitter Amplify

Twitter Amplifyとは「特定のTwitterアカウントの動画再生前に動画広告を配信できるサービスです」です。

対象となる動画はTwitter社公認アカウントが発信する動画のみで、ユーザーがTwitter上で閲覧した動画の前後に表示されます。

Twitter Amplifyを使用すると、CMのように自然と広告を表示できるため、露出向上に有効です。

Twitter広告「クリエイティブ」の種類

Twitter広告のクリエイティブは、主に以下の4種類に分類できます。

  • テキストのみツイート
  • 画像付きツイート
  • 動画付きツイート
  • Twitterカード

以下で詳しく解説します。

テキストのみツイート

テキストのみツイートとは「画像などを使わず、全角140文字以内のテキストだけのツイート」です。

半角英数字の場合は280文字以内までのテキストでツイート作成することが可能です。

ただし文字だけでユーザーの興味を引くことはかなりハードルが高いです。

また、URLを挿入した場合、テキストの文字数が減るので注意してください。

画像付きツイート

画像付きツイートとは「テキストに画像を加えたツイート」で、以下2つの種類があります。

  • 単一の画像付きツイート
  • 複数の画像付きツイート

デバイスによって画像の見え方が異なるため、もしデスクトップ向けとモバイル向けに同じ画像を使用しようと検討している場合、多くのユーザーがTwitterで利用しているモバイル仕様を基準にするとよいでしょう。

動画付きツイート

動画付きツイートとは「テキストに動画を加えたツイート」です。

面積も大きいため、ユーザーの目を惹きやすいというメリットがあります。

また、画像付きツイート同様に、単一・複数の動画付きツイートという2種類があります。

Twitterビジネスによると、以下のような効果も得られるようです。

【2】 動画を発信することで得られる効果とは

これも2016年のある調査により、Twitterで広告の動画を観ると、そのブランド名が頭に浮かんでくる率が3、4倍高くなるということがわかっています。

また、その商品を買おうという意欲も、17%アップするそうです!人はもともと、動いているものに目が止まりやすいですし、記憶にも残りやすいですからね。

引用:動画付きツイートの活用術|Twitterビジネス

取り扱っている商品・サービスの利用シーンを動画に入れることはもちろん、許可を取ってお店の人のコメントやお客様からのコメントを入れるのもよいでしょう。

また電車の中などでは音を出さずに動画を観る人も多いため、音がなくてもわかる内容になるように工夫することも1つの手です。

Twitterカード

Twitterカードとは「ツイートに貼られたリンクURLの画像・ページタイトルが表示される機能」です。

ツイート内でコンテンツを表示させることができるため、より高いエンゲージメントが期待できます。

Twitterカードには以下のような種類があります。

  • 画像ウェブサイトカード:画像(動画)+リンク+ヘッドライン
  • ビデオウェブサイトカード:動画+リンク
  • イメージアプリカード:画像+「インストール」ボタン
  • ビデオアプリカード:動画+「インストール」ボタン
  • カンバセーショナルカード:画像or動画+ハッシュタグ

※アプリカードの「インストール」のテキストは別の選択肢を選ぶことも可能です。

トリミングを意識してアイキャッチ画像を設定したり、Webサイトのタイトルや説明文はコンパクトにするために要点をまとめたりなど、工夫を施して効果的なTwitterカードを作成してください。

Twitter広告「キャンペーン目的」の種類まとめ

キャンペーン目的の種類は以下の通りです。

キャンペーン目的課金方式概要
ツイートのエンゲージメントエンゲージメント課金ツイート反応の増加
プロモビデオ再生数動画視聴課金動画再生数を伸ばす
ブランド認知度の向上インプレッション課金リーチ数の最大化
Webサイトへの誘導数コンバージョンクリック課金自社サイトへの誘導
インストリーム動画再生数動画視聴課金動画再生前に流れる広告
フォロワーフォロー課金フォロワーの増加
アプリインストール数アプリインストール課金アプリインストールの促進
アプリ起動数アプリ起動課金アプリ起動の促進

キャンペーン目的にはさまざまな種類がありますが、選ぶ目的によって課金方式は限定されます

そのためどの課金方式になるか事前に確認した上で利用してください。

Twitter広告「ターゲティング」の種類

Twitter広告のターゲティングは、大きく分けると以下の3種類に分類されます。

  • テイラードオーディエンス
  • デモグラフィック情報のターゲティング
  • Twitter広告独自のターゲティング

以下で詳しく解説します。

テイラードオーディエンス

テイラードオーディエンスとは「Twitter上で特定のユーザー層に対してターゲティング広告を配信する機能」です。

そのため何らかのつながりがあるユーザーに対し、アプローチすることができます。

テイラードオーディエンスを使用する方法は以下の3つです。

オーディエンスリスト・顧客の電子メールアドレスリストをアップロードしてターゲティングに利用・Twitterユーザー名を使用して関連分野で影響力のあるユーザーをターゲティング
ウェブサイト・ウェブサイトに最近アクセスした人たちをターゲティング・Twitterのウェブサイトタグや公式パートナーを使用して収集
モバイルアプリのユーザー・アプリでインストールや登録などの特定操作をした人たちに広告表示・コンバージョントラッキングで収集

デモグラフィック情報のターゲティング

デモグラフィックとは「性別・年齢・住んでいる地域など、人口統計学的な属性の総称」です。

つまり特定の性別や年齢、地域に住むユーザーに焦点を絞ることができるのです。

地域国・地域・主要都市圏・市区町村・郵便番号などの位置情報で絞り込める
性別配信対象の性別を限定しない男性または女性に限定するかを選べる
言語日本語を含め全46言語から選べる
年齢全21種の年齢セグメントから選べる対象は13〜50歳以上
デバイスiOS・Android・デスクトップ携帯電話会社やスマホの詳細な機種でも設定できる

Twitter広告独自のターゲティング

Twitter独自機能を活かした以下のようなターゲティング方法もあります。

キーワード利用者の検索クエリ・最近のツイート・最近反応したツイートのキーワードに基づいて広告表示関連性が最も高い利用者にリーチしてエンゲージメントを促進
ハンドル(フォロワー)フォロー中のユーザーに基づいたターゲティング
興味関心ユーザーが関心を持って反応したトピックスに基づいてターゲティング興味関心カテゴリー25種類・サブトピック350種から選べる
映画とテレビ番組映画・テレビ番組への反応に基づいたターゲティング
イベント簡単にイベントの発見・計画・促進が行える1クリックで有効化してオーディエンスに直接リーチできる
会話会話トピックはスポーツ・ライフスタイル・ビデオゲームなど25カテゴリーの10,000種類以上から選べる

Twitter広告を活用する際のポイント

Twitter広告を活用する際のポイントは以下の通りです。

  • 勝ちクリエイティブを見つける
  • オーディエンスを明確にする
  • 検索には出てこない感情や思考をターゲティングする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

勝ちクリエイティブを見つける

効果を出すためには「クリエイティブの作成」が重要です。

注目を集めて拡散されるような「勝ちクリエイティブ」を作成できれば、たとえ話題性がなくても自ら話題性を生み出すことができます

またクリック率の高いクリエイティブは、クリック単価の決定要因となる品質スコアが上がりやすいです。

そのためクリック単価が低くなり、結果としてコンバージョン単価も安価に抑えられるでしょう。

品質スコアは、次の点を考慮して決定されます。

共感度:ユーザーが広告に反応しているか。クリック、いいね、リツイートが頻繁に行われているか。

関連性: ツイートの内容がオーディエンスの興味関心に合っているか。

リーセンシー: 最新の話題をツイートしているか。Twitterは「いま」起きていることを見つける場所です。オークションでは新しさが評価されます。

引用:入札とオークションに関するよくある質問|Twitterビジネス

クリエイティブを検討する場合、上記3点も念頭に置いておきましょう。

Twitter広告は拡散性がありますが、投稿された広告に否定的なコメントがつくこともあります。

あまりにも拡散を狙うためだけに作成したものだと、結果的にネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。

そのため、作成したクリエイティブを見たユーザーがどのように感じるのか、配信する前に考えてみるとよいでしょう。

オーディエンスを明確にする

万人受けを狙った広告は、誰にも受け入れられない広告になってしまうケースもあります。

ターゲットとするオーディエンスが、普段どのような話題・情報に触れているかを検討し、ターゲットとするオーディエンスを明確にすることが大切です。

検索には出てこない感情や思考をターゲティングする

テキスト主体のツイートは、Googleなどの検索エンジンではあまり検索されないようなワードが飛び交っています。

検索に至るまで、さまざまな感情・思考がツイートに現れていることもあるため、普段のツイートから検索には出てこないターゲットの感情・思考を読み取ってターゲティングに活かしましょう

まとめ

今回はTwitter広告の種類について詳しく解説しました。

Twitter広告にはプロモ広告・フォロワー獲得広告・Twitterテイクオーバー・Twitterライブ・Twitter Amplifyの5種類あります。

目的・広告内容・ターゲティングに応じて適した種類を選ぶ必要があります。

多くのユーザーにリーチでき、リード獲得につながるTwitter広告の運用ですが、初めての運用には不安がつきものです。

その場合は、広告代理店に相談することも良いでしょう。

Twitter広告に興味がある方は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください

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株式会社キュービック / TEL:080-3176−7696