Twitter広告マネージャーのログイン方法が知りたい

Twitter広告を出稿する前に、使い方を理解したい

広告マネージャーが表示されない場合の理由や、対処法を知っておきたい

上記のような悩みを抱えている方もいるかもしれません。

本記事では、Twitter広告マネージャーの使い方を詳しく解説します。

記事の後半では、Twitter広告マネージャー以外の広告に関するアクセス権限や、Twitter広告マネージャーが表示されない理由と対処法も紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

Twitter広告マネージャーの概要とログイン方法について

Twitter広告マネージャーとは『Twitter広告運用を行うキャンペーンの作成・管理・レポート』の中心となるツールです。

広告運用の管理や、調整を行うためには、広告アカウントを開設しなければなりません。

まだ、広告アカウントを開設していない場合は、Twitterビジネスの『広告アカウントの作成』に沿って作成してください。

すでに開設している場合は『ads.twitter.com』からアカウントにログインすることでアクセスできます。

Twitter広告マネージャーの使い方

Twitter広告マネージャーは、広告キャンペーンの作成や結果の分析など、広告を運用する上では欠かせないものです。ここでは、Twitter広告マネージャーの使い方を解説します。

Twitter広告マネージャーの構成

  • キャンペーン
  • クリエイティブ(ツイート・カード・メディア)
  • アナリティクス
  • ツール(広告エディター・オーディエンスマネージャー・コンバージョントラッキング)

以下で詳しく解説します。

キャンペーン

メインページでは、キャンペーン・広告・オーディエンスといった広告配信の設定から配信実績まで、広告運用に必要な情報が得られます。

また、新しいキャンペーン作成も行えます。キャンペーン作成に必要な情報はなにかを作成しながら確認しましょう。

キャンペーン・キャンペーンの目的
・キャンペーン名
・お支払い方法
・日別予算・総予算
・開始日・終了日
広告グループ・広告グループ名
・広告グループの総予算
・入札タイプ
・入札額
・最適化の設定
・ターゲティング
・クリエイティブ

レポートではさまざまなデータが確認できますが、十分に活用するためには、各指標の定義を理解することが大切です。

気になった指標については定義を調べ、理解をした上で運用すれば、効果を高められるでしょう。

クリエイティブ『ツイートの使い方』

クリエイティブページのツイートでは、ツイート作成・作成したツイートの確認が可能です。

下記画像の右側にある『ツイート広告用』のドロップダウンリストを開き、確認したいツイートの種類を選びます。

確認可能なツイートは、以下の4つとなっています。

  • 広告用:広告配信に使用するもの※広告用としてツイートされたものは編集不可
  • 予約済:投稿する時間が決まっているもの※予約日時までは編集不可
  • 下書き:編集途中のもの※いつでも編集可能
  • オーガニック:オーガニック投稿に使用されたもの※作成済みのツイートのみ配信可能

まずは広告用ツイートの作成方法を紹介します。

広告用ツイートの作成方法

  1. ツイート本文の入力
  2. 必要な場合は画像・カードなどを追加
  3. 『ツイート』をクリック

『ツイート』ボタンをクリックすると「ツイートされてしまうのでは?」と不安に感じるかもしれません。

しかし、この段階では広告として配信されることや、投稿されることはないです。

次に予約済ツイートの作成方法を紹介します。

予約済ツイートの作成方法

  1. 『ツイート』ボタンをクリックしドロップダウンリストを表示
  2. 『予約設定』をクリック
  3. 予約日時を設定
  4. 再度『予約設定』をクリック

次に下書きツイートの作成方法を紹介します。

下書きツイートの作成方法

  1. ツイート本文の入力
  2. 必要な場合は画像・カードなどを追加
  3. 『下書き保存』をクリック※『ツイート』ボタンをクリックしドロップダウンリストを表示

キャンペーン作成の課程で、クリエイティブを作成することもできます。

あらかじめクリエイティブページでツイートを作成しておくことで、完成のツイートから使用したいものを選ぶだけなのでスムーズに構築可能です。

予約済・下書きツイートの編集は、ツイートの確認画面から行えます。

上記画面中央にある『︙』をクリックして『編集』を選ぶことで編集可能となります。

クリエイティブ『メディアの使い方』

広告として使用したい動画・GIF画像・写真などのファイルをアップロードしておける場所が『メディア』です。

あらかじめ素材をアップロードすることで、広告ツイートを作成するたびにかかる『素材を探す→アップロード』という手間を省けます。

メディアのアップロードは簡単です。

画面右上の『メディアをアップロード』をクリックからアップロードできます。

アナリティクス

ツイートアクティビティ・動画アクティビティに関する分析情報の確認ができます。

  • ツイートアクティビティ:各ツイートのインプレッション・エンゲージメント数・エンゲージメント率の確認
  • 動画アクティビティ:動画の再生数・試聴完了率の確認

アナリティクスの使い方は自社アカウントにログインし、ホームにある『もっと見る→アナリティクス』をクリックするだけです。

ホーム画面では『過去28日間でのパフォーマンス変動・月ごとの概要』などが確認できます。

ツール『広告エディターの使い方』

広告エディターとは、Excelスプレッドシートを使用し、広告キャンペーンを一括で入稿・修正できるツールです。

使い方は、広告アカウント内の『ツール』ドロップダウンリストから『広告エディター』を選んで使用します。

すると下記画像のようなページに移動します。手順に沿ってキャンペーンをエクスポートしてください。

キャンペーンのエクスポート

  1. 管理したいキャンペーンを日付・キャンペーン名から絞り込む
  2. 『〇件のキャンペーンをエクスポート』ボタンをクリックしてExcelスプレッドシートにエクスポートする

新規でキャンペーンを作成する場合、キャンペーンを選択せずに『0件のキャンペーンをエクスポート』ボタンのままクリックしましょう。

エクスポートしたシートを編集した後は再び広告エディターにアップロードし、変更を適用してください。

ツール『オーディエンスマネージャーの使い方』

オーディエンスマネージャーではテイラードオーディエンスに使用するユーザーリストの作成が可能です。

テイラードオーディエンスとは

つながりのあるアカウント・ユーザーにリマーケティングする設定・手法

オーディエンスをカスタマイズすることによって、既存顧客・Webサイトに訪れた利用者にターゲットを絞る・除外することも重要です。それにより、広告キャンペーンに適した関連性が高いオーディエンスの設定が可能です。

テイラードオーディエンスで使用するユーザーリストは以下の3つです。

  • オーディエンスリスト:電子メールアドレスリスト・Twitterユーザー名を使用してターゲティング
  • Webサイト:WebサイトのURLを指定してWebサイトに最近アクセスした人たちをターゲティング
  • モバイルアプリのユーザー:アプリで特定の操作を行ったユーザーをターゲティング

使用したいリストが決まったら、下記画面右上の『新しいオーディエンス作成』から作成します。

オーディエンスリスト以外を使用する場合、コンバージョントラッキングを設定する必要があります。

ツール『アプリマネージャーの使い方』

アプリプロモーションキャンペーンでは、モバイルアプリの追加・グループ化・編集をすることが可能です。

アプリマネージャーに追加されたものは、アプリの「インストール数キャンペーン」・「リエンゲージメント数キャンペーン」でスタートできます。

アプリの追加

出典:アプリマネージャー|Twitterビジネス
  1. Twitter広告アカウントにログイン
  2. 『ツール』→『アプリマネージャー』に移動
  3. 右上の『新しいアプリを追加』をクリック
  4. 『Android』『iPhone/iPad』または『iPad』を選ぶ
  5. Google PlayまたはApp StoreのアプリURL・IDを入力
  6. 『保存』をクリック

ツール イベントマネージャーを用いた『コンバージョントラッキングの設定方法』

Webサイトイベントでコンバージョンをトラッキングするためには、タグをWebサイトに設定する必要があります。

まずは、Webサイトに貼り付けるタグをインストールしてください。

  • ユニバーサルウェブサイトタグ:1種類のタグですべてのページをトラッキング可能
  • 単一イベントウェブサイトタグ:対象Webサイトで発生する特定コンバージョンを一つだけトラッキング

タグをインストールするためには、イベントマネージャーのメニューを開き、利用規約に同意して『ユニバーサルウェブサイトタグを設定』ボタンをクリックします。

タグを設定できれば、イベントを作成していきます。

上記画面の右上にある『イベントソースを追加』をクリックします。

  1. 作成するコンバージョンの種類を『サイト訪問』『購入』などから選択
  2. コンバージョンページのURLを指定
  3. カスタムアトリビューション期間の設定

設定するカスタムアトリビューションの期間は、以下の2つです。

  • ポストエンゲージメントアトリビューション期間:エンゲージメントが発生した後に確定したコンバージョンをTwitter広告経由とみなす期間
  • ポストアトリビューション期間:検索などを通して広告主のWebサイトにアクセスした場合のコンバージョン

以上でコンバージョントラッキングの設定は完了です。

ここまで広告マネージャーの使い方を詳しく解説しましたが、Twitter広告の運用に不安がある企業は広告代理店を利用することも一つの手です。Twitter広告運用をご検討中の方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

Twitter広告マネージャー以外のアクセス権限とは

Twitter広告のアクセス権限は、広告マネージャー以外に以下5つがあります。

Twitter広告のアクセス権限

  • アカウント管理者
    • アクセス権限の編集・広告キャンペーンの変更・パフォーマンスデータの表示に関する権限
    • クレジットカード情報・請求情報のアクセス権限
  • クリエイティブマネージャー
    • クリエイティブを変更してプレビュー表示する権限
    • 社内クリエイターに付与する場合の権限
  • キャンペーンアナリスト
    • パフォーマンスデータを表示する権限
    • 広告代理店・コンサルタントへ提案依頼する際の権限
  • オーガニックアナリスト
    • オーガニックなアナリティクスを表示する権限
    • SNS運用コンサルタントにツイートを分析してもらう際に使用する権限
  • パートナーオーディエンスマネージャー
    • Twitter APIを利用してカスタムオーディエンスを表示・修正・削除する権限
    • 自分で作成したデータ以外のアクセス権限

アクセス制限によって広告アカウントで、できることが異なるため、確認しましょう。

Twitter広告マネージャーが表示されない理由と対処法

作成して間もないアカウントの場合、Twitter社からスパム・Twitter広告悪用の危険性があるとみなされ、広告マネージャーが開かないケースもあります

以下のようなこと文章が表示された場合、まずはアカウントの信頼性を上げる必要があります。

「このアカウントにはTwitter広告プログラムへの参加資格がありません。詳細はこちらTwitter広告への参加について。」

そのため、アカウントを作成した後は以下項目の更新をしてください。

  • アカウント名
  • プロフィール画像
  • 背景画像
  • プロフィール
  • サイトリンク
  • ツイート

また、他アカウントに対していいね・フォローなどを行い、しっかりとアカウントを運用することでアカウントの信頼性を高める方法もあります。

信頼性を高めるまで最大2週間かかると言われますので、広告開始希望日より約2週間前にはアカウントを作成・運用しておきましょう

まとめ

今回はTwitter広告マネージャーの使い方を詳しく解説しました。

広告マネージャーは、広告キャンペーンの計画から管理、レポート作業までを行えるツールです。

Twitter広告には欠かせないツールで、広告代理店に運用を依頼する場合のアクセスする場合は広告マネージャーなので使い方をマスターしておきましょう。

Twitter広告運用でお悩みの方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

本件に関するお問い合わせはこちら

株式会社キュービック / TEL:080-3176−7696